内定が決まったら、現在の勤務先を退職する手続を進めます。
この時はぜひ、「円満退職」を目指したいもの。

狭い世の中

「どうせやめるんだから、何だって良いじゃん」と思うかもしれませんが、その発想は危険です。

世の中は狭いもの。
何かの拍子にトラブルの末に前職をやめたことが今の職場に知られる可能性もあります。
退職の時は、周囲に迷惑をかけないように最大限の配慮をして、気持ちよく辞めるようにしましょう。

退職までのスケジュール

内定をもらったらまず、直属の上司に話をしましょう。
いきなり退職願を出すのではなく、まずは上司に時間を取ってもらい、転職を考えていたこと、内定が決まったので退職したいことを話します。

また、たまっている有給休暇がある場合には、それをどう扱うかも話し合いが必要です。
最後にまとめて有給を取る場合には、引き継ぎなどに支障をきたさないようにする配慮も必要ですね。

そして、仕事のスケジュールや引き継ぎの期間を考えて退職日を決め、退職願を提出します。

退職理由について、角が立たないようにと嘘をつく人がいますが、これは逆効果。
とくに同じ業界内で転職した場合には、すぐにばれてしまいます。

また、「親の介護」「自分の体調が悪い」などの嘘をつけば、かえって心配をかけることにもなってしまいます。
あくまでも誠実に、きちんと話した上で手続きを進めましょう。

円満な退職を

漫画やドラマによくある、「嫌いな上司の机に辞表をバーン!と叩きつけて辞める」というのは、現実的ではありません。

現在の職場に大きな不満があって転職する場合、そこまで大げさでなくても、「言いたいことを全部言ってから辞めてやりたい」と思うかもしれませんが、残された同僚のことも考えましょう。

けんか腰で辞めてしまった場合、職場の雰囲気が悪くなりますし、引き継ぎもできないので業務でも迷惑をかけることになります。

上司に話をして、退職願を提出したら、続いて他の社員にも知らせなくてはなりません。
今の会社より条件の良い会社へ転職する場合、やっかみから皮肉を言われたり、嫌がらせを受けたりすることもあるかもしれません。

状況によっては、親しい人や業務を引き継ぐ人にだけ話をして、それ以外の人にはギリギリまで黙っている、という方法も有効かもしれません。

また、退職の際にはお世話になった人にきちんと挨拶をして、良い印象で会社を去るようにします。

トラブルなく気持ちよく辞めることができれば、次の仕事も気持ちよくスタートすることができます。

転職の時にはぜひ、円満退職できるようにベストをつくしてみてください。